大学DX推進課は、様々な大学でIT化によるDXを推進、実現してきた知見を基に、業務効率改善を中心としたDXソリューションの提案を目的としています。
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DXとは、デジタル技術を活用した変革や、それを通じた競争力の向上を意味します。従来のデジタル化やIT化の文脈以上に、顧客体験の向上や、競争優位性の獲得、ビジネスモデルの強化などが想定されており、業界を問わず、DXを推進することが推奨されており、今後もますます競争の激化するビジネス環境で必須の要素になることが予想されるでしょう。
広義には、デジタルテクノロジーの活用以外にも、組織文化や人材育成を含むこともあります。既存のシステムや業務フロー、組織文化との融和など、実現に向けて課題となることも多く、一部署での取り組みというよりは、組織全体での取り組みが求められると言えます。大学横断的な取り組みになることも珍しくなく、段取りやコミュニケーションの重要性は無視できません。
最終的には数字に代表される結果で成否を判断されることも多いため、なんでもかんでも手をつければいいわけではないというのが難しいところではあります。適切なソリューションを検討し、効果がでるかたちで運用していくことが重要だとも言えます。
大学でも、大学DX、教育DXという合言葉でDXの推進が活発に行われています。専用の部署を設置することも多く、そうした部署が旗振り役となることで、組織横断的な取り組みが行われていることも珍しくありません。情報システム担当が旗振り役になることも多く、そうした部署からの情報発信が増えているのを体感されている方も多いのではないでしょうか。
オンライン学習の拡充なども、コロナ禍を経て一般的になりましたし、クリエイティブ作業やデータ分析、その他大学の特色に応じた作業環境を提供している大学も多いでしょう。学生や教職員へのIT技術の教育プログラムなど様々な取り組みが行われています。また、様々な大学内業務のIT化はますます進展しており、ペーパレス化やオンライン化なども積極的に行われているようです。
一方で、大学内の情報システム部のようなITC関連部署には余力がないことも多く、DXの推進を完全に内部で行えることのほうが珍しい現状があります。SaaS型サービスの隆盛もあり、業務で当たり前のようにSaaS型サービスを利用しているところのほうが多いと思います。限りある大学内のリソースを、どのように振り分け、何を外部へアウトソースしていくかのバランス感覚が必要と言えるかもしれません。
大学内の業務は多岐に渡り、それらを利用する立場も複雑になりがちです。かといってDX領域への投資が意味がないわけではありません。業務効率を高めるための取り組みであれば、小規模の投資でも十分に効果的な場合もあります。かつてIT化という言葉で大きなうねりとなった業務改善の波が、再びDXという言葉でより広範囲に押し寄せていると言っても過言ではないでしょう。この機会に改めてデジタル化を推進することを強くお勧めします。
大学DX推進課を運営する株式会社ザルファには、勤怠管理システムから寮管理システム、研究助成金管理システムや学生団体管理システムなど、大学向けのITシステムで豊富な開発実績があります。同じ大学といえども、部署が異なればその業務内容は千差万別です。様々な知見を持ち、具体的なソリューションを提示できるからこそ、抽象的では終わらないDX提案が可能です。単体の部署からのお問い合わせでも、部署横断のプロジェクトでも、お任せください。
完全自社開発体制を整えており、下請けやオフショア開発などの委託も一切使用しないため、余分な管理コストや委託に伴う上乗せ費用が発生しません。十分に投資回収できる費用感で、スピーディーかつ低コストなシステム開発を行うことが可能です。初期費用を抑えることができれば、それだけ費用対効果にもダイレクトに影響しますし、予算確保のための労力も抑えることができます。確保できる予算の都合であきらめていたプロジェクトも、もしかすると有効なお力添えができる場合があります。
システム納品後も担当者が変わらず一貫サポートします。営業担当ではなく、実際に手を動かす人間が直接担当するため、伝えたことがきちんと伝わっていないといったことも起こりません。伝言ゲームが発生しないため、ニュアンスの違いによるトラブルといった悲劇も起こりにくくなります。しっかりと議論できるパートナーとして、開発・運用保守を通じて継続的かつ一貫したサポートを提供していきます。システムが永く愛されるよう、当たり前の稼働・サポート品質を実現します。
DXの手段として、大学内の事情に完全にマッチしたオーダーメード型システム開発を行うことができます。大学内に仮想マシン基盤をお持ちの場合にはそういった学内ネットワークへのシステム展開も可能なため、大学内の他システムとの連携や、個別の事情に最適化することができます。求める機能や連携が高度な場合や、現在の運用が非常に複雑な場合でも対応が可能です。
留学生寮の募集受付から入退寮管理、支払い管理などを統合した寮管理システムや、雇用監督者が複数になりえるTAなどの学生アルバイト勤怠管理など、SaaS化されたシステムをご用意しています。初期費用を抑えたい場合や、システムに求められる要件が比較的シンプルな場合、スピーディーに利用を開始したい場合などに素早く導入できるソリューションとして有用です。
まずはお問い合わせよりご相談ください。お問い合わせの際に、簡単で結構ですのでどういった目的で、どういったことをお考えか記載いただけると助かります。もちろん、その後の初期ヒアリングで詳しくお伺いしますので、簡潔な記載でも問題ありません。
お問い合わせいただいた内容を基に、メールや電話、Zoom等のビデオ会議ツールなどを活用し、ヒアリングの機会を設定させていただきます。ヒアリングではどういったことをお考えかを詳しくお伺いするとともに、基本的な方向性について議論します。
初期ヒアリングでお伺いした内容を基に、概算金額をご提示します。ご希望の予算感を満たすものかを確認いただけます。大学内での調整が必要な場合にお使いください。概算での金額算出自体が不要な場合は、このプロセスは省略される場合があります。
より精度の高いお見積もり金額と、正確なご提案を作成するために、1〜数回のヒアリングを行います。例えばご提案の方向性がシステム開発の場合には、どういった機能が必要かを洗い出し、双方の認識にずれがないように整理していきます。
ヒアリングを通じて得た情報を基に、ご提案資料とお見積りを作成し提示いたします。システム開発の場合であれば、画面イメージを基に、どういった画面があり、どういった操作を行えるかをイメージしていただけるように努めます。ご提案内容を基に検討いただき、契約するか否かをご判断ください。もちろん、契約しない場合には何も請求は発生しません。もし、ご提案がご希望に合致する場合には契約へと進み、プロジェクトがスタートします。その後の流れはプロジェクトの性質によりますが、システム開発の場合であれば開発期間、テスト期間を経て、納品・本番稼働開始という流れになります。
相談から初回提案まではもちろん無料です。問い合わせいただいても、営業や勧誘等は一切ありません。勝手にメールを送りつけることもありません。お気軽にご相談下さい。